お問い合わせ
給与計算後、保険料を確認すると介護保険料の端数が1円違うようです。介護保険料の料率は変更していないのですが、この差異はおかしいのでしょうか。
回答
本人負担分の円未満の端数処理は、基本項目→料率と変更タブで設定した端数処理に基づき計算をしま
す。
介護保険の端数処理について(セルズソフト共通)
1.最初に、標準報酬等級に健康保険と介護保険を合算した料率を乗じて、健康保険と介護保険を合算した保険料を計算します。
標準報酬等級に健康保険と介護保険を合算した料率を乗じて健康保険と介護保険の合算保険料を算出
190,000×(49.85+7.9)÷1000 = 10,972円 (健康保険料と介護保険料の合計金額) 五捨六入
2.健康保険の保険料を計算して、合算した保険料から健康保険料を差し引いた数値を介護保険料としています。
標準報酬等級に健康保険の料率を乗じて健康保険の保険料を算出
190,000×49.85÷1000 = 9,471.5円 → 9,471円(健康保険料) 五捨六入
介護保険料は先に計算した合算保険料から1.で計算した健康保険の保険料を控除した額
10,972 - 9,471 = 1,501円 (介護保険料)
※会社に送付される社会保険の納付書は、健康保険と介護保険を合算して計算しているため、介護保険単独では端数処理を行ないません。