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社会保険の氏名変更届や住所変更届の電子申請ボタンが無くなったのですが?

お問い合わせ内容

台帳をバージョンアップしたら、氏名変更届や住所変更届の画面から「e-Gov」ボタンが無くなったのですが、電子申請はできないのでしょうか?

回答

台帳V9.00.29以降から、氏名変更届や住所変更届ではe-Govボタンがなくなりました。
平成30年3月5日以降、社会保険の各届け出において個人番号欄のある新様式の取り扱いが始まり、これに伴って新しい氏名変更届、住所変更届に対応する電子申請は存在しなくなりました。

というのも、資格取得などの新様式には個人番号の記載欄があり、日本年金機構はマイナンバーをもとに地方公共団体情報システム機構(以下 J-LIS)へ定期的に照会をおこない、被保険者の氏名や住所が変更した情報を得ることになっています。
また、日本年金機構は得た情報を協会けんぽへも提供します。
このため、原則として氏名変更届や住所変更届の届け出は不要となり、今後はマイナンバーを有していない海外居住者、短期在留外国人などに変更が生じた場合のみ届け出ることとなりました。
なお、J-LISへの照会の頻度は一ヶ月に一回程度とされています。

上記の事情から氏名変更届、住所変更届の電子申請は今後無くなる事が予定されていますが、平成30年6月11日現時点では旧様式に対応する電子申請は引き続き受付が行われており、受付終了期間等については明示されていません。したがって、電子申請をおこなっても返戻されることはありません。電子申請をおこないたい場合は、以下の手順で台帳の氏名変更届、住所変更届を旧様式に戻すことで対応が可能です。
ただし、いずれ受付終了した際にはe-Govでエラー返戻となると考えられますので、時期が発表され次第、皆様にもお知らせしてまいります。

     

2018年6月25日追記
上記の通りいずれは受付不可となる電子申請手続きであることから、平成30年9~10月頃にご提供予定の台帳V10.00.00(仮)以降、旧様式への切り替えはおこなえないこととさせていただきます。
2018年10月10日追記
台帳V10.00.00へのバージョンアップに伴い、旧様式への切り替えプログラム提供は終了させて頂きました。
2019年5月16日追記
2019年4月30日をもって、e-Govサイト上でも氏名変更届、住所変更届が廃止されました。
これをもって、両手続きは紙による申請のみの受付となっています。
【社会保険関係手続】平成30年3月前(2018年3月前)の様式による電子申請の受付終了予定日について[厚生労働省]

2019年5月20日追記
e-Govサイト上、「氏名変更届」のe-Gov直接申請が可能であることを確認いたしました。

  • 「健康保険・厚生年金保険被保険者氏名変更(訂正)届、船員保険・厚生年金保険被保険者氏名変更訂正届(2019年5月以降手続き)」

e-Govの対象手続一覧ページにも氏名変更届は掲載されていますが、こちらは2019年4月30日以前のものでございます。
(参考)e-Gov仕様書ダウンロードページ

また、2019年5月以降、仕様について新しい情報が出ていません。
弊社でも新しい情報が確認でき次第、対応を検討してまいります。

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