通勤手当の計算パターン
通勤手当は、既定では月額固定(個人情報の「通勤課税」「通勤非課税」欄に登録した金額が計算に反映されます)となっています。
設定により、以下の計算パターンに対応可能です。
- 「月額固定」(既定)
- 「月額固定」または「日額 × 出勤日数」(※上限の設定も可能)
- 「月額固定」または「日額 × 出勤日数」で、非課税限度額を超えた分を課税に振り分け(※自動車通勤のケース)
- 「月額固定」または「〇か月に1回、定額を支給」(※定期券更新月に支給するケース)
- 「月額固定」または「日額 × 出勤日数」または「〇か月に1回、定額を支給」
- 「日額 × 出勤日数」で、非課税限度額を超えた分を課税に振り分け(※自動車通勤のケース。上限の設定も可能)
- その他、事業所独自の計算式
通勤手当の設定画面
通勤手当の設定は、基本項目→「数式情報」タブ→「通勤手当」から行います。
【ご注意ください】
下記の設定画面より設定した場合、それまでの計算式は上書きされ、元に戻すことはできません。
1.「出勤日数 × 通勤単価」タブ
「月額固定」または「日額 × 出勤日数」(※上限の設定も可能)
①作成する手当(通勤課税/通勤非課税)、②月額固定と計算で求める社員を区別する項目、③出勤日数以外に有給や休日出勤を含めるか、④上限を設けるか、を設定します。詳細はこちら
2.「課税・非課税自動振り分け」タブ
「月額固定」または「日額 × 出勤日数」で、非課税限度額を超えた分を課税に振り分け(※自動車通勤のケース)
自家用車や自転車で通勤する給与所得者に通勤手当を支給する場合、その片道距離に応じて、1ヶ月あたりの非課税限度額が定められています。個人情報では、非課税限度額を「通勤非課税」欄に、1日単価を「通勤課税」に登録し計算します。詳細はこちら
3.「〇ヶ月単位の通勤手当」タブ
「月額固定」または「〇か月に1回、定額を支給」(※定期券更新月に支給するケース)
定期代の更新月に〇ヶ月分をまとめて支給するパターンです。指定した〇ヶ月ごとに、指定した金額を自動的に計算します。詳細はこちら
4.「1日、1ヶ月、〇ヶ月単位」タブ
「月額固定」または「日額 × 出勤日数」または「〇か月に1回、定額を支給」
上記が混在するパターンです。予め、3.「〇ヶ月単位の通勤手当」を設定してから、この「1日、1ヶ月、〇ヶ月単位」タブの設定を行ってください。
5.「その他数式適用集」
「日額 × 出勤日数」で、非課税限度額を超えた分を課税に振り分け(※自動車通勤のケース。上限の設定も可能)
月額固定の対象者がいないかまたは少数で、「単価 × 出勤日数」(課税非課税自動振り分け)を基本とするパターンです。「数式リスト」から設定したいパターンを選択してください。画面下部の「内容と操作」に詳細な設定方法が表示されますので、確認の上「実行」をクリックすると、計算式が変更されます。 ※画像をクリックすると拡大します。
6. 事業所独自の計算式で通勤手当を計算するには
その他、事業所独自の計算式
上記のいずれにもあてはまらないパターンでも、Cellsのサポートにて数式を作成し、事業所オリジナルの計算式を設定することも可能です。数式質問シートよりご依頼ください。(数式作成には2、3日のお時間を頂戴します。お日にちの余裕をもってご依頼ください。)
本日のご案内は以上でございます。
ご不明な点がございましたら、お問合せフォームからお気軽にご連絡いただければと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
30Days/Day12