台帳で対応している電子申請
ここまで台帳での電子申請方法をご案内してまいりましたが、現在台帳での電子申請には「API申請」方式と「旧申請(通常申請)」方式がございます。
- 台帳内で作成したデータをクラウドに保管し、送信処理後は審査状況の確認から公文書取得までクラウドが自動で行うのが「API申請」
- eGovサイト内で作成から送信まで行い、状況の確認や公文書の取得も自らアクセスし行うのが「旧申請(通常申請)」
多くの手続きは台帳にてAPI申請が可能でございますが、中には旧申請にのみ対応している手続きや、そもそも電子申請自体に対応していない手続きもございます。
よくお問合せいただくのは国民年金第3号被保険者住所変更届でしょうか。3号の住所変更届は、eGovが電子申請自体に対応していないため、用紙でご提出いただくことになります。
台帳で対応しているAPI申請可能な手続きについてはこちらをご覧ください。
旧申請で行う電子申請手続き
旧申請はAPI申請より古い申請方法で、eGovサイト内で直接データを入力し作成から送信まで行います。API申請と比べると必要な手順が多く、より時間がかかります。しかし、「台帳」から行うことで、必要事項を一部台帳から取り込みつつ、申請データを作り上げることができます。顧問先に印鑑をもらいに行くよりも、20〜30分かけてでも旧申請で手続きを終えてしまいたい、という方がこの旧申請にチャレンジされる傾向があります。
今のところ「育児支援申請」から行う届出は、eGovが一括電子申請に対応していないため、旧申請で電子申請することになります。(2019年3月現在)
実際に「育児支援申請」から行う届出を電子申請する際にはこちらのマニュアルをご覧いただきながら操作を行ってみてください。
本日のご案内は以上でございます。
もし、分からない点等がございましたら、お問合せフォームから、お気軽にご連絡いただければと思います。
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