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      株式会社セルズ

事務組合処理の申告書内訳で確定労災保険料の端数処理はどのようになっていますか。

問い合わせ内容

確定保険料と概算保険料で1円の誤差が出ます。申告書内訳での確定労災保険料の端数処理はどのようになっていますか。

回答

労災保険の賃金総額と雇用保険の賃金総額が同じ場合
労災保険料と雇用保険料を別々に計算した結果、本来の計算方法である賃金総額に労災保険率と雇用保険率とを
合計した率を乗じて計算した保険料と「1円」の差額が発生する場合には労災保険料に「1円」加算して記載します。

 計算例は下記参照
例:賃金総額は労災・雇用ともに 18,291千円 、労災保険率 3.5/1000 、雇用保険率 15.5/1000
・別々で計算した場合
 18,291×3.5=64018.5(一円未満切り捨て)→64,018
 18,291×15.5=283510.5(一円未満切り捨て)→283,510
 64018+283510=347,528

・一緒に計算した場合
 18,291×(3.5+15.5)=347,529

 別々と一緒の場合では「1円」の差が出る。
 差が出た場合は「労災の保険料に1円加算する」

詳しくは平成28年度版やさしい年度更新の19ページをご覧ください。

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