平成28年10月から短時間労働者に対する社会保険の適用拡大が始まります。
本改正に伴い、台帳では下記の通り対応を予定しております。
厚生年金の標準報酬月額の下限追加
台帳の各処理ファイルについて新等級8.8万円に対応します。
対応時期:9月下旬頃にバージョンアップにて提供予定
なお、別途厚生年金の下限対象者の抽出機能をご提供しておりますのでご利用ください。
個人情報に「短時間被保険者」区分を追加
個人情報>社会・雇用保険関係タブ内に「短時間被保険者」区分を追加します。
特定適用事業所に勤務し短時間被保険者に該当する場合はこちらにチェックを入れることになります。
あわせて、従来「被保険者状況」欄に登録のあった「70歳以上被用者」及び「二以上勤務者(社会保険按分)」の項目は個人情報>社会・雇用保険関係タブ内に移行します。本機能リリース時に、「被保険者状況」で「70歳以上被用者」及び「二以上勤務者(社会保険按分)」に設定されている場合は自動的に「被保険者状況」欄が空欄になり「70歳以上被用者」及び「二以上勤務者」区分にチェックが入ります。
各様式及び電子申請に対応
本改正に伴い以下の様式及び電子申請にて変更があるためこれらに対応します。
・社会保険資格取得届→備考欄に短時間被保険者区分が追加、電子申請仕様変更
・CSV取得→電子申請仕様変更
・FD申請→仕様変更
・70歳該当・不該当届→備考欄に短時間被保険者区分が追加、電子申請仕様変更
・月額変更届→短時間被保険者については処理方法が変更
・算定基礎届→短時間被保険者については処理方法が変更
・特定適用事業所該当・不該当届が追加
・区分変更届が追加
対応時期:10月上旬頃にバージョンアップにて提供予定
(※算定基礎届のみ平成29年の定時決定に向けて対応予定です。)