気には留めても手は止めない☆「本年入退社情報」
年末調整に向けてぜひ利用したいのが「本年入退社情報」。
今年入社した人と退社した人が一目瞭然です。
年末調整では本年入社した人に前職がある場合、源泉徴収票が必要です。必要な情報や添付すべき書類がきちんとそろわないと
年調データの入力が保留になってしまったり、作業の途中で確認が必要になってしまったりと非効率です。
そこで、社労士としては今年誰が入社したのかを気にかけ、前職分の源泉徴収票を用意してもらうように事前に顧問先へ
アナウンスすることがポイント☆
それをすることにより、年末調整時に手を止めて確認する必要がなくなります。また、退職した社員については、
源泉徴収票を交付していないと請求がくるかもしれません。
年末の慌ただしい時期になりますので、社労士と顧問先とその社員とのやりとりは極力省きたいものです。
年末調整のファーストステージは「本年入退社情報」の把握!ぜひご活用ください。
◆「本年入退社情報」のアクセス方法◆
Cells給与を起動→事業所ファイルを読込→グループ「年末処理」→本年入退社情報
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